丸石港と山陽本線

朝日が山の稜線を越えると、ここ丸石港には、冬とは思えないほどやわらかな光が静かに差し込みました。
シャッターを切っていると、冷えていた空気が次第にゆるんできます。

港へ戻ってきた牡蠣船が、ゆっくりと岸壁に横付けされ、積み荷を下ろすクレーンが低く唸りを上げます。

冬の港と鉄道が交わる、穏やかな朝でした。

(JR山陽本線/丸石港)

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